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田中勝也研究室@滋賀大学

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私は、滋賀大学 環境総合研究センターに所属しており,専門は環境・資源経済学および地域経済学です。特に以下のテーマに関心をもっています。

  1.  生態系サービス保全の経済分析
  2.  農業・森林保全の経済および生態系サービスへの影響
  3.  GIS・空間分析による持続可能なまちづくり(環境保全、災害リスク軽減、地域活性化・地方創生)
  4.  環境位置情報のビッグデータ解析

おもな研究フィールドは,国内および東南アジア諸国(特に中国・インドネシア)です。現在進行中の研究プロジェクトはこちらにまとめています。

上記分野を中心に,農業・資源・環境問題に関心をもつ大学院への進学希望者を歓迎します。詳細は右メニューの連絡先までコンタクトしてください。

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ニッセイ財団ワークショップ「地域から創る社会イノベーションと持続可能な社会(SDGs)」

早稲田大学でワークショップ「地域から創る社会イノベーションと持続可能な社会(SDGs)」を開催してきました。ニッセイ財団の助成を受けて、早稲田のメンバーを中心に過去2年間実施してきたプロジェクトの成果報告会です。

あっという間の2年間でしたが、和やかな雰囲気で楽しく研究できました。代表者の松岡先生、メンバーの皆さんおつかれさまでした!

滋賀大学・野洲市共同事業「持続可能なまちづくりに向けた市民意向調査」

滋賀大学環境総合研究センターと野洲市は共同で、「持続可能なまちづくりに向けた市民意向調査」を実施いたします。

この調査は、学内横断型研究プロジェクトによる野洲市との域学連携の一環として実施するもので、同市内に居住する一般市民から無作為に抽出した成人4,000人に対する郵送アンケートです。期間は1月25日~2月16日の予定です。

このアンケートにより、野洲市民の生活満足度、地域活性化、災害対策、環境保全などについての意向を定量化し、持続可能な地域社会に必要な政策をデータサイエンスの手法により明らかにしていきます。

成果は学会報告・論文として広く社会に発信していくとともに、野洲市をはじめ県内自治体の持続可能なまちづくりに有効な政策提言に役立たせていきます。

アンケート対象の皆様、どうかご協力のほどよろしくお願いいたします。

重点領域研究キックオフ会議

滋賀大学の重点領域研究助成「持続可能な地域社会の形成におけるソーシャル・キャピタルの役割」の立ち上げにともなうキックオフ会議を開催しました。

このプロジェクトでは、地方自治体の持続可能性を地域活性化、災害レジリエンス、環境保全の視点から複合的に定量化して、その改善にむけた政策的処方箋を提案していきます。今年度は野洲市を重点対象地域として調査を進めていく予定です。

環境経済・政策学会(2017年9月9-10日, 高知工科大学)

環境経済・政策学会(SEEPS)の2017年大会に参加してきました。会場の高知工科大学は高知市の中心地からほど近く、施設の充実した良い会場でした。

大会では企画セッションで早稲田大学の日生プロジェクトの共著報告と、食料・農業セッションでD3のシャ君が自然栽培農法に関するベスト・ワースト・スケーリング分析、学部を卒業して京大院に通う京井君が環境保全型農業に関するベイズ空間計量分析を報告しました。

大会中は何かとあわただしく、ゆっくり高知を堪能する暇もなかったのは残念でしたが、非常に有意義な学会となりました。

対馬市訪問

遺伝資源の利用と生態系保全に関する環境省の受託研究の一環として、2017年9月6-7日の日程で対馬市を訪問してきました。市内の遺伝資源提供者との契約交渉および提供者インタビュー、対馬市役所の担当者との契約交渉および仮想的ABSに関する意見交換をおこないました。

日本も名古屋議定書の仲間入りを果たし、遺伝資源の利用と保全は今後より重要なトピックになると予想されます。研究もペースを加速して進めていく方針です。

フィールド調査(インドネシア・スラウェシ島)

地域住民の貧困、健康、環境問題の調査でインドネシア・スラウェシ島にあるゴロンタロに来ています。愛媛大学の科研費プロジェクトの一環で、長崎大学の小松先生とゴロンタロ大学の研究者数名との共同研究です。

住民の所得は思った以上に低く、健康問題や地域環境の劣化は貧困に起因する側面が大きそうです。1週間の調査で、この研究の出口までの道筋をつけたいと思っています。

調査に協力していただいているゴロンタロ大学の先生方と学生さん達、ありがとうございます!

東アジア環境資源経済学会(EAAERE)(2017年8月5-7日、シンガポール)

東アジア環境資源経済学会(EAAERE)第7回大会のためシンガポールに行ってきました。EAAEREは日本・中国・韓国・台湾の研究者が2010年に立ち上げた歴史の浅い学会ですが、東南アジアの会員も大きく増えたため、今回のは東南アジア地域で開催することになりました。

基調講演にはハーバード大学のStavins教授が登壇し、トランプ政権下における地球温暖化に対する枠組など、旬な情報を交えた学術的な講演が大変興味深かったです。

個人的には、遺伝資源の利用に関する環境省プロジェクトの成果など、2件の共同研究を主著・共著で報告するかたわら、大会運営や理事会などで結構忙しく、本当にあっという間の3日間でした。

なお、EAAEREではこれまで大会を毎年開催してきましたが、来年は開催しない予定です。2018年は7月に環境資源経済学の世界大会(WECERE)がスウェーデンで開催されるため、そちらへの参加を呼びかけています。WCEREはAERE、EAERE、EAAEREの共催です。

成果報告会@石川県羽咋市

金沢大学との共同研究の一環として、無農薬・無肥料の自然栽培農法に取り組んでいる石川県羽咋市で、その普及可能性に関する経済分析の結果を報告してきました。

報告会には羽咋市・JA・地元農家の方々が集まり、予定時間を大幅に超えて活発な議論をすることができました。

魚のゆりかご水田

滋賀県が実施している環境保全型農法「魚のゆりかご水田」の現地調査で東近江市の栗見出在家町を訪問しました。

この栗見出在家町は彦根藩が最後に開拓した集落で、ある意味で新興地域なのですが、それでも200年の歴史があるとのこと。

魚のゆりかご水田の実施には地域内での調整が不可欠ですが、その下支えになっているのが歴史を通じたコミュニティの力のように感じました。